列車の駅を間違えたり 、ダウンタウンに行くのに手間取ったり したため、ケーブルカーに乗って眺めのいい所に着いたのは5時前。最近は5半くらいには暗くなってしまうので、もう少し待って夜景を撮ることに。
写真はサンフランシスコを紹介する時によく出てくる地点のもので、奥にある橋はベイブリッジ。撮っていて思ったのが、街が暗いなと。一応四方を見回したのだけど、どこも似たようなもの。この写真の地点はまだ撮りやすいほうで、高層ビルが立ち並ぶ地点は数秒シャッターを開けないとだめで、どうしても手振れが解決できなかったので断念。三脚持って来ればよかった。
この理由は翌日The Tech Museumに行って分かった。人工衛星による夜景の写真でも、サンフランシスコとサンノゼ辺りは都市があるにしては暗い。というのもこの地域は環境に意識が高く、街路灯などは人間の目に一番感度の高い黄色(高速道路のトンネルにあるような色)にして、代わりに光量を落として電力消費を下げているからだとか。
他にも信号はほとんどLEDに置き換わっているし、日本よりもプリウス・インサイトなどのハイブリッドカーをよく見かける(逆にアメリカでは、ハイブリッドはここでしか売れないと言われているw)。道路が発達しているのにわざわざCaltrainを使うし(しかも週末は運行数を激減させる)、つい最近サンフランシスコ・ロサンゼルス間を高速鉄道で結ぶための債券発行をめぐる住民投票が可決されたけど、その大きな理由が飛行機よりも燃料消費が低いから。
まぁ、そういう理由なら夜景が撮りづらくても仕方ないか。
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