絵を描くときの下描き

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先ほどNHKで「夢の聖地アフリカへ ジミー大西・絵描き修行の旅」という番組をやってました。絵描きとしてのジミー大西氏が、あこがれるアフリカ芸術「ティンガティンガ」を学びにアフリカに行くというもの。彼が絵描きを本格的に始めた事も聞いてましたし、きっかけになったTV番組も昔見ました。元気でやっているようで。

そこで彼が驚愕したのが、師匠が下描きなしにいきなりペンキでキャンバスに塗りだしたこと。頭にあるイメージをそのまま描けば良いと事も無げに言う師匠に困惑するジミー氏。

私は知りませんでしたが、ジミー氏は定規でサイズを測ったりして緻密にデザインを計算、下描きを経て完成させるそうです。下描きなしに塗るように師匠に言われ、見よう見まねにやるものの結果は散々。

私には下描き無しなんて考えられません。先日のミクLink の場合、顔と前髪の形は原画をそのままなぞったのでそれが下描きと言えますが、原画に無かった首から下とツインテールには下描きしてました。原画の方も漫画の顔を描く基本、楕円形を描いて十字を切る下描きがちゃんと残ってます。

また番組でジミー氏はひとつの課題を持っていました。それは故岡本太郎氏から受けたアドバイス「枠をはみ出せ」。単純にキャンバスの枠にとどまらず、既成の概念・手法を打ち破れと言っているようにも聞こえる難しい言葉。ジミー氏はその答えを求めてアフリカに来たわけですが、結局下描き無しに塗ることができず、紙に下描きを描いてからキャンバスに写していました。もちろん下描き無し=枠をはみ出すことではないでしょうけど、私には枠をはみ出すことは無理だなぁと。

[2009/12/21] 途中の文章を2ページ目に移動・タイトル変更

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— posted by mu at 08:59 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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