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アメリカでの豚インフルエンザの扱い

blog20090622-USATodaySurvey4PigFlu

今日のUSA TodayLink 朝刊。独立記念日(7/4)が近く、アメリカではその週を全部休みにして旅行などに出かける人が少なくないので、こういうアンケートをしたのでしょう。豚インフルエンザがあなたの旅行に何か影響を与えてますかという質問に対し、92%がNo。うん、シリコンバレーにいる限りではこんな感じですね。ほぼ全く気にしてないみたいです。むしろこういうアンケートを取るくらいの気にはかけてたんだと思ったりw

日本ではアメリカは発生国の癖になんていい加減なと不機嫌に思う人もいるでしょう。こちらでも一部の学校が閉鎖になったりしてはいます。逆に渦中にいるからこそ大した事ないんじゃないと思えるのかも。

以前会社の人と前回帰国した時検疫が面倒だったLink と話すと、「弱毒性だし病院行けば効く薬あるし」みたいな返事。タミフル効くみたいですし、南米で初期に多数の死者が出たのは病院は費用がかかるので手遅れになるまで我慢していた人達が少なくなかったからという話もあります。

個人的には日本の入国直前での検疫という対処に疑問(*1)でしたし、この件に関してはアメリカ人のほうが冷静なんじゃないかなと思ったりします。

(*1) 潜伏期間の人を数名入国させてしまえばもう収拾がつかない・遅かれ早かれ入ってくる・WHOが空港での検疫は効果が低いと最初から言ってた

もう一つ気になったのが「知らない/回答拒否」の1%。この数の少なさからして、最初からアンケートに答える気がなかった人は除外されてそうだし、だとすると聞いた上で回答拒否するような質問にも思えないし・・・豚インフルエンザを知らなかった人が1%、この国はありえるw

— posted by mu at 01:11 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ライブドアが配当6500円

blog20090618-VisitorCounter

一日たってかなり減ったものの、昨日は9634件とロボットを入れたってLink 到達しやしない読者カウンターに何があったのだと思ったら、ライブドアホールディングス株に配当金を報じるYahooニュースLink にリンクされてたんですね。以前も別のところでリンクされ一日だけカウンタが増えたことがありましたが、今回は桁が違います。さすがは大手。

さて1株当り6500円という配当額だけを見ればとても大きく見えるかもしれませんが、前身ライブドアの株価急落後にできたライブドアホールディングスの場合、
  • ほとんどの人は1株あたりの購入価格が6500円以上
  • 今まで一度も配当を出してない
  • 数年内に売却できる見通しが極めて低い
ということで、この配当をもらっても元は取れてないことになります。

さらに今回の配当で、今後経常利益を元にした通常の配当が出る可能性も著しく減ることになるでしょう。今回の配当はライブドアの中で黒字だった部門を売却(*1)した代金が貯めてあった中から出ます。裏を返せば今のライブドアには売却できない不採算部門が残っている状態であり、いわばよぼよぼ。そんな会社から虎の子の貯金を剥ぎ取ってしまえば、黒字化のための新規事業を始める体力を奪うことになります。

(*1) 親会社の影響による共倒れの回避&多くの訴訟を受けておりその賠償金の準備

今回の決定をした経営陣は対訴訟賠償金は確保してあり問題ないとしているようですが、問題の有無は当事者の思惑によってどうとでもなりますから、信用できません。といって株主の言うこと聞かなければ、株主総会で言う事聞く人間に交代させられるだけ。今回の配当はライブドアの再生なんか期待せず、持っているお金がなくなる(毎年赤字ですからw)前に自分の物にして損失を減らそうという大株主の意思なのでしょう。一連の訴訟が解決したら、会社を清算する気なのかもしれません。

紙くずと思って諦めていた所からお金が出てくるということで私みたいな小規模株主でも歓迎する人が少なくないようですが、私は元々(いつになるか分からない)再上場による売却益目当てで購入したわけですので、今回の決定は「何してくれるかな > 大株主」という感じだったりします(-_-)

あぁ、あと大阪北のOCNとZAQで接続している各1名様、長澤まさみ等スパムコメント連発で送ってきてるので、ウィルス駆除しておいてね~w

— posted by mu at 02:05 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

Google本社

blog20090614-GoogleHQ

シリコンバレーにあるIT本社めぐりもネタが尽きてきたのですが、大物Googleを忘れておりました。ORACLELink 同様、ハイウェイUS-101から降りて2~3分のところにあります。

・・・アメリカではいたって普通の、広い敷地に2階建ての社屋が並ぶ企業オフィスでした。特に一般見物客を受け入れるようなところも見当たらず。だよなぁ、AdobeLink 以上に一般客に見せたり売ったりする物無いもんなぁ。

社屋のほとんどの窓がカーテンでふさがれていたし、日曜だから人気も少ないし。気に止まったところといえば、道路の歩行者横断押しボタン(シリコンバレー近辺を見る限り、ほとんどの交差点は歩行者はボタンを押して渡らないといけません)が、盲目・弱視の方でも分かりやすいように音を発しているくらいでしょうか。これはアメリカ来てから初めて見ました。

— posted by mu at 12:33 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

SanJose Museum of Arts

blog20090614-SJMuseumOfArt

Tech museumLink と同じく、サンノゼ繁華街のど真ん中、Market streetと1st streetの間にあります。立地条件と無料ということもあり、著名な芸術家の作品があるわけでもなく、規模もあまり大きくありません。とはいえ1階が新しい展示物のセットのため立ち入り禁止、つまり半分しか見ることができない状態だったのですが小一時間楽しめました。まともに英語の説明読んでいたら2~3時間つぶれたでしょう。

内容もなんかキャンバスに絵の具を塗りつけただけというようなさっぱり分からないものから、香港の高層住宅を模様のようにあしらったもの(*1)、理系の私としては苦笑いしたくなる科学機材を使った作品(*2)など。

あと美術館や博物館でよくある、ボタンを押せばビデオで解説が流れるやつ、この美術館はiPodでやってました。こっちのほうが人目を引くだろうし、もしかするとコストも安いのかもしれない。うまい考えだな。

で写真なんですが一応説明しておきますと、女性がしゃべっている動画をコンピューターで変形、プロジェクタを使ってS字型の局面スクリーンに映し出している作品です。両端が目、中央が口。しゃべっているので口は動きますし、歯も見えます。写真は時折見せる舌を軽く出している場面を撮影したもの。

しゃべっている内容が聞き取れなかったのでそれが分かると印象が変わるかもしれませんが・・・・大丈夫か、これ?

  • (*1) 香港には行ったことあるので、あ~こんな感じ、でもここまで高くないだろと思った
  • (*2) 緑の眼球から固体や液体の成分を抽出するもの。化学を得体の知れないものと恐れているのやら、からかっているのやら・・・

[参考]サンノゼ美術館 (Discover America)Link

— posted by mu at 03:27 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

クレジットカードなくした

夜、バーガーキングでクレジットカードを使おうとしたら、カードがないことに気づく・・・落とした!?

冷静に考えると、財布はある上に午後は山登りばっかりでお金を使ってないので、カード一枚だけなくなるとすれば昼間食べた中華料理店での清算時に置き忘れたくらいしかない。ハンバーガーを急いで食べて、中華料理店へ。

さて、先ほどのようにハンバーガーをカード払いするくらい、アメリカではカードが一般化しています。その裏返しにカード犯罪も少なくないようで、「このカードは本当にお前のものか」と問われる場面が時々あります。私の体験した例としては、
  • 家電量販店で$150のデジカメを購入したとき
  • 同家電量販店で$9のSDカードを購入したとき
  • ガソリンスタンドでカードが通らずLink 店員にカード払いを頼むとき
  • スーパーでペットボトルの水とパンを購入したとき(計$10)
さすがに食事のときに聞かれたことはありませんが、聞くところでは金額は関係無いようです。まさかスーパーで聞かれるとは思わなかったよ。

さて今回の中華料理屋でカードを返してもらうときなんか、上記以上にこのカードが自分のものであることを証明しないといけません。どうやって?

カードには自分の名前とサインくらいしか書いてません。自分の名前を言って、ほら私のカードだで済むなら苦労しないw サインを書いても相手は筆跡鑑定のプロでもないので、信用してもらえないでしょう。必要なのは自分の英語名と顔写真が一緒に書いてある公的な身分証明書。
  • 一番手っ取り早いのはパスポート、日本国のならまず間違いなく通用します
  • 運転免許証・・・英語の名前が書いてないのよ、惜しいのよ、財布に入るから便利なのにぃ
  • 国際運転免許証・・・いくら割り印がしてあるとはいえ、紙に写真貼り付けですからねぇ、信じてもらえるかなぁ・・・誰か挑戦して

というわけで、今回はパスポート持参で中華料理屋へ行き、スムーズに返してもらえました。今まで行った国の中で、アメリカほどパスポートのありがたみを感じる国無いわ・・・

— posted by mu at 03:02 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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