昨日 の続き。この文章のリンクはほとんど動画ですので、ご注意を。
一方で夢から商品の世界に足を踏み出し始めた面も。東京理科大学 、装置を装着している男性はいかにも学生らしい雰囲気ですが、横で説明している女性は明らかにプロ。商品化にこぎつけたので、企業の方からお金が出て雇っているのでしょうね。
また一部の方には事前に評判になってたみたいですが、初音ミクの歌に合わせて踊る人形 (2008/10/16追記: MARIOLOID AYAというらしいです)。メーカーのSK-PANG のページを見る限りこの人形が異色の商品みたいですが、こういう商品が出だしたのは多様化してきたと考えるべきか、二足歩行としての商品開発に行き詰まりが生じているのか。
え~と、二足歩行と書きましたが、この人形は自立二足歩行していません。背中に棒が刺さっておりまして後ろにある装置で支えられ、動かされております。これまでロボットの範囲に入れるものなのか疑問ですが・・・女性型って細い、滑らかな動きをする必要があるなどと難しいそうです。FT も細く見えるように側面が黒で塗装されている。この細足&ドレス纏った人形が自立二足歩行したら、技術的には飛躍的進歩なんだろうな。
もうひとつ現在の二足歩行ロボットの制限を垣間見られたのが、Robo1格闘ロボット 。どのロボットもパンチを横に繰り出しているんです。パンチを繰り出したときの反動、およびパンチが当たったときの衝撃を前後方向では吸収しきれないということ。人間なら前後から押されたら片足を押された方向に出して耐えるわけですが、まだそこまでの技術には達していない模様。たぶんASIMOも押されたら倒れるのだろうな。よってRobo1ロボットは正面が弱点であり、戦いはいかに自分の側面を相手の正面に向けるかという場所取りになります。
四足ならBigDogがあるのだけどなぁ。
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