さてそんな中、唯一見つけたキワモノ(失礼)は写真のSCUDELI Engine(スクーデリエンジン)。現在のエンジンが1シリンダーで行なっている吸気・圧縮・燃焼・排気を吸気・圧縮と燃焼・排気の2シリンダーに分けることで、それぞれの工程をより高度に最適化、燃費と排気ガスを改善するらしい。制動時のエネルギーは圧縮空気を別タンクに一時保存、後の加速時に燃焼室に送り込むことで最利用するとのこと。
たぶん燃焼シリンダでは
- 4ストローク型
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- 排気完了後すぐには吸気バルブを開かず一旦下までシリンダを下ろす
- ある程度上がってきた時に前段のシリンダで圧縮した混合気を送り込む
- 短い圧縮ストローク後に燃焼
- 2ストローク型
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- 排気完了もしくは直前に圧縮混合気を送り込む
- 燃焼
のどちらかだと思う。でないと、単に4ストロークエンジンに圧縮空気を送り込むのと変わらない。2ストロークタイプだと短時間で圧縮混合気を燃焼室に送り込むのが難しそうだけど、パワーは出せそう。でも効率上げるために更に前段にターボ過給器入れるとか言ってるし、複雑化するな。
口頭では「完全なるミラーサイクルエンジン 」だとか「欧州の最も燃費のいいエンジンを上回った」とか言ってましたが、配られた紙を見ると「ミラーサイクル的な制御」だし燃費もコンピュータシミュレーション上でのこと。そのシミュレーションも有名な研究所にお墨付きを貰っただとか。
説明しているお姉さんに罪はないですが、非常にぁゃιぃ。注目集めて出資者募ってるのだろうな。
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