Dell Vostro 1500で抱えていた問題 で唯一未解決だった外部ディスプレイ表示が頻繁に本体液晶に切り替わる件、ようやく解決しました。
結論から言うと、非PnP(DDC 非対応)ディスプレイが原因でした。PnP対応ディスプレイならば勝手に切り替えられることはなく、またVGAケーブルを抜き挿しするだけで自動的に切り替わってくれます。たぶんnVidiaのチップの仕様なのでしょう。ケーブル挿すだけで認識して切り替える機能をつけるとなると、PnPディスプレイは必須でしょうし。ただ非PnPで不安定になって欲しくはなかった。
PnP対応ディスプレイを繋いだら大丈夫と分った後、10年物のSONY 17sf9が非PnPなのだと諦めて買い替えを検討したのですが、調べてみるとDDC規格が制定されたのが1994年、17sf9を購入したのが1997年、本当にこのディスプレイは非PnPなのかと疑問に。あ〜ら、コネクタの15番ピンが折れてるΣ( ̄○ ̄) 15番は正にDDCの通信をするためのピンでして、代わりのピンを半田付けしてみたところ、見事にPnPディスプレイとして認識(  ̄ー ̄)
ちなみにMicrochip社の24LC21AというICを使ってケーブルを細工すると、非PnPディスプレイをPnPと認識させることができるようです。DVI-D Direct Connect のページに詳しいことが載っています。一時はこれをやろうかと悩んでたのですが、いやぁ面倒なことにならなくて助かった♪
[2007/12/2 追記] と思いきや、Coregaの古いCPU切替機を使っていると、Vostro 1500以外のマシンに切り替えたときにディスプレイが切断されたとみなし、本体液晶に戻ってしまう。またVostro 1500に戻せば自動的に切り替わりますが、PSO やPSU でこれが発生すると、本体液晶に切り替わったときに画面解像度変更とみなされ終了してしまう。というわけで、24LC21Aを接続してずっとディスプレイが繋がっているように見せかけるプロジェクト、発動。
[2007/12/11 追記] 定形外郵便で送付してくれる共立エレショップ に24LC21Aを発注したら、取り寄せとなり3〜4週間。来年だな、これは。
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