GW前位から、PCの仮想化がやたら頭をちらつくようになり、RedHat Enterprise Linux 5/CentOS5がリリースされるようになると、試したくてしょうがなくなってました。
もちろんCPUの仮想化機能を使用してのLinux上でのWindows。が、そのためにマシン買いなおすのもな〜と(現在AthlonXPマシンなので、ここから仮想化機能付CPUに乗り換えると、マザー・メモリ・グラボ全部交換になってしまう・・・)
てな時に、Intel Core2 Duoのマシンが使える機会があったので、CentOS5を入れてXenを試してみることにしました。
以前から調べていて気になっていたのですが、仮想化対応CPUでXen完全仮想化を使えばWindowsが動かせる、Xenの開発者がWindows仮想化に成功したという話は検索で良く見つかるのですが、実際に個人レベルで仮想化に成功したというページが見つからないんですよ、これがなぜか。
あまりにも簡単だから書くまでも無いということだろうかと楽観的観測をしながら、CentOS5をXen機能にチェックを入れてインストール。yum updateで最新の状態にして、いざ仮想化に挑戦。GUIツールが用意されているので、らくらく設定完了。インストール開始・・・しようとしたらWindows 2000のインストーラ起動中にCPUをフル使用しながら先に進まなくなる_| ̄|○
もう一度ネットで検索をしてみると、オープンギャラリー:Xen 3.0.3(Core 2 Duo編[Linux]) のページを見つけ、これにしたがって進めるとようやくインストール開始しました。
さらに、準仮想化でCentOS5の仮想化にも挑戦。(OSバージョン変えるために4.4にしたかったけど、準仮想化環境でインストーラが起動してくれなかった)
やっと、ここにある画像のような状態にこぎつけました。左下最前面がWindows 2000(インストール中)、左上ひとつ後ろの画面が仮想マシン管理、右側最背面がCentOS5(インストール中)。残念ながら、この状態で2時間以上停滞したので中止(T_T)
う〜ん、まだGUIポンポンポンでお手軽に仮想化というわけじゃないみたいですね。Windowsはともかく準仮想化のCentOSのインストールも止まるってどういうこと!? そして予想してましたが、Intel Core2を以ってしても遅いです。特にファイルアクセス。MSのVirtual PC 2007もファイルアクセスは遅かったな〜。
てなわけで、内なる仮想化への情熱はかなり沈静化w。DirectXも動かないわけだし、家で仮想化してもこれじゃゲームが出来ない。サーバ業界では仮想化でセキュリティーとコストを改善と宣伝されてますが、このパフォーマンスで問題無い状況って限られるんじゃないかと。私のやり方がまずいのかなぁ?
[2007/5/17 追記] よく考えると以前Microsoft Virtual PCを使ったことがあり、「初めての仮想化」というタイトルは変ということで変更。
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