HURT LOCKER

昨日観てきました。深夜上映なのに満席だなと思ったら、公開日だったのか。アカデミー賞有力候補ということで、たくさんの人が見に来ていたようです。

しかしながら私はこの映画に関して、感想ございません。何も思うところがない。1/3~半数の人がエンディングのスタッフロールが流れている間に席を立ったというのは、2時間半近くという上映時間だけな気がしない。

所詮アカデミー賞といっても、野球で自国リーグ優勝を世界一というアメリカ内輪のお祭。戦争を身近に感じない私を含む日本人には理解できないのでしょう(自衛隊員の方には理解できるかもしれませんが)。逆に日本で日中戦争や原爆を扱えば「深い作品」と話題になるでしょうが、アメリカ人にとっては(゜д゜)になるのじゃないかと。

私の中ではスピルバーグ作品とハリウッドの戦争映画はハズレという経験則があるのですが、今回それを再認識しただけの映画でした。

[2010/3/9 追記] 以前清水義範氏が「グリーンマイル(この映画も嫌いだったりする)は"天使の映画"と認識してないと理解できない」旨を読んだ記憶があります。HURT LOCKERが理解できないのは、なにか私の知らないアメリカ流お約束が入っているのでしょうね。

— posted by mu at 09:41 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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