トップをねらえ! と2! を一気に観た。すでに最終話が出て1年半以上経ちますが、思えば欝が悪化して4話まで観て止まってたんだな。
2!は最後のシーンは良かったものの、残念ながら初代ほど感動しませんでした。逆に初代は今でも私のつぼに嵌る。この差は何でしょうね。タシロ・タツミ艦長みたいなのが2!には居なかったのが、私には大きかったかもしれない。最終話で彼が搾り出す「頼む!」「すまん!」の二言は、ガンバスターが最後の望みであることを強力に印象付ける。
それに対し2!の最終話は途中からノノとラルクの世界になってしまって、他は蚊帳の外。ノノのノノリリに対する想い、ノノの孤独、ラルクの想い、地球を失おうとしている人類の苦悩、どれも表現が希薄。もっとノノの想いを掘り下げてくれれば、最後のシーンは感動できたと思うんだけどなぁ。
2!を擁護する考えもあります。元々初代は4話完結で作られたもの。その後6年間続編を出さなくてもいい状況にも拘らず、眠らせるにはあまりにももったいないシナリオができてしまったために5-6話が追加され名作となったわけです。製作条件から見ると2!の1-6話は初代の1-4話と比較されるべきで、その場合は2!の方が出来は良いと思う。というか、4話で終わる初代は凡作。
続編は前作の世界観を引き継ぐにせよ壊すにせよ、何らかの影響を受けるという難しさもあります。2!は最後をあのような形で締めてしまった以上、追加シナリオで初代のを超える変貌を遂げるのは難しそうですし。
以上、いまさらのトップをねらえ2!感想でしたw
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