古い規格の維持には苦労します

会社のファイルサーバに使ってきたSCSI RAIDカード(IBM ServeRAID 4Lx)、管理用ソフトウェアをCentOS 4.6にインストールしたとたんハングアップ、再起動してもSCSIカードBIOSがレジスタチェックでFailだとかで止まるようになる orz

カードが壊れたかと思いきや、別マシンに挿すと問題なく動く。どうも64bit PCIバスに挿すと動くようだが、ファイルサーバ用のマシンは32bitしかない。とはいえ、このマシンでもファームウェアのアップデート以外は動作してきたはずなのに・・・

これを機にSATAへの切り替えも考えましたが、すでにサーバのHDDベイはデータ用HDDで満杯、SCSIでOSを外付けしているため(その外付けを担っていたSCSIカードが今回不調となったわけ)、SATAも外付けする必要があります。となると、eSATA & ポートマルチプレクサ構成ですが、CentOSがこの構成に対応しているのかいまいち不明で、だめな場合は複数HDDをつないでもそのうちのひとつしか認識しないらしい。

次に考えたのがハードウェアRAIDからmdによるソフトウェアRAIDへの変更。ファイルサーバ機にはオンボードで非RAID Ultra 160 SCSIが搭載されています(さすがはPCサーバ)。これを外に引き出すには、 などでコネクタ形状の変更が必要ですが、すでにJustyは自己破産Link

ACRO'SもHPからAEA514が消えているので、生産終了したっぽい。やっとのことで売っている店を見つけたら、3400円!? あなた、ヤフオクでAdaptec 29160が1000円で売ってるのよ? てなわけで、29160を手に入れてソフトウェアRAIDという形になりそうです。

ServeRAID 4Lx(HDVCI)と29160(D-Sub half pitch)じゃコネクタ形状が違うので、変換ケーブルも必要。あ〜、手間のかかる。

[2008/1/15 追記] ハングアップしたときにダメージを受けたと思われるEXT3ファイルシステムが、fsckですごい量のエラーを吐いております >_<

— posted by mu at 11:27 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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