自分で立てたSVNサーバがAuthorization failed

新しいシステムを作ることになったので、バージョン管理システムLink のサーバを立てようかと。個人だと最近はgitを使うことが多いのですが、会社ではSubversionが優勢。レポジトリをクラウドストレージと同期させればバックアップも取れるかなということで、WindowsサービスとしてSVNサーバを立てることに。

方法は検索すればごろごろ出てきますが、今回はここLink を参考に。svnのコマンド類はTortoiseSVNのbinディレクトリの物を使用。

サービスも無事立ち上がりTortoiseSVNから接続もできるのですが、なぜか書き込みをしようとするとAuthorization failedを連発。ログを見てもE170001: Authorization failedとしか書かれていない。

原因は非常に馬鹿らしいミス。svnserve.confには以下の3行を追加する必要があります。
anon-access = none
auth-access = write
password-db = passwd

一方svnadmin createで作成されるデフォルトのsvnserve.confは以下のようになってます。

# こめんと~

[general]
#
# たくさんのこめんと~
#
[sasl]
# またまたこめんと~
#

重要なのは[general]、[sasl]の順でブロックが記述されていること。何も考えず先ほどの3行をファイルの最後に書き足したので、これらは[sasl]ブロックに属すると解釈されます。ところがこれらは[general]ブロックに書かないといけない。つまり私の設定は無効。

3行を[general]ブロックに移すことでSVNサーバは期待通りの動作をするようになりました。2日潰してしまった…

[参考]

— posted by mu at 08:42 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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