GeForce RTX系のドライバがWindows Server 2016に入らない

20190213-GeForceDriverInstallFailedOnWinSvr2016_3

Windows ServerでGeForceを使うときはWindows desktop用ドライバを使うというのが常なのですが、先日入手した2080Tiのドライバをインストールしようとすると、失敗しましただけの無慈悲な表示。インストーラの実態は自己解凍形式のZIPなので解凍して、デバイスマネージャーからINFファイル指定で入れようとすると、'The driver selected for this device does not support this version of Windows'、つまりこのWindowsはサポートしませんと。

ついにGeForceをWindows Serverに入れる道を塞がれたかと思ったのですが、どうやらServer/Desktopの違いではなくバージョン1803以上のWindowsが必要らしい。Windows Server 2016のWindowsバージョンは1607、古いんですね。1803以上という条件を満たすWindows Serverは2019。評価版2019で試したところWindows 10用ドライバが入り、2080Tiが認識されました。

GeForceはWindows desktop用、サポート期限が過ぎたWindowsはドライバも対応しませんよということらしい。サポート期限が18か月しかないWindows 10のペースに合わせていると、新しいGPU買うとWindows Serverも上げないといけないという事態になりそうです。Quadro買えばWindows Serverのライフタイム(今なら2008 R2まで)ドライバが提供されるようですが、Quadroは高いし、う~ん…

— posted by mu at 05:42 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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