英語表記はStanford Linear Accelarator。スタンフォード大学が所有する直線型粒子加速器です。
粒子加速器とは、電子や陽子などの粒子を高速(光速の何%というレベル)にする装置です。高速にした粒子を他の粒子や金属の塊に衝突させて核反応させてみたり、粒子の進む方向を変えてやると強力なX線を出すのを利用してX線発生装置として活用されています。
で、車のナビにこのスタンフォード粒子加速器が「地元にある呼び物(Local attractions)」として登録されていたので、行ってみることにしました。
さてハイウェイI-880を降りてStanford Linear Accelarator Centerと看板のあるところを進んでいくとゲートがあり、警備員が。「旅行者なんだけど、中に入っていい?」って聞くと「カエレ!(*1)」との返事(T_T) そうだよな、核実験や強力なX線扱う所なんて入らせてくれないよな・・・Local attractionなんて区分に入れるなよ>ナビ
(*1) 実際は「ここは一般者には開放されていません」と丁寧に説明してくれました
写真は先ほど門前払いされたゲートからLinear accelaratorの敷地を挟んで反対側にあるゲート。どこぞの牛逃亡阻止ゲート と違い開けられそうにない上に、「ビデオで終始撮影されている」とか「当局は出入りする如何なる者の持ち物を検査する権利がある」などの文言の書いた看板が(^^;)
で、このゲートを背にして車道を渡るとStanford DISH areaと書かれた場所にたどり着きます。スタンフォード大学が環境の研究のために確保している場所らしく、一般人も立ち入り可能。なだらかな丘になってまして、緑の草が生い茂る良い景色。ほんと土地たくさんあるよな、この国。振り返ると粒子加速器センターがw
会社のアメリカ人の話だと、サンフランシスコ・シリコンバレーは12月から3月くらいが雨季とのことでして、この頃山は草が生え、緑になっていくそうです。で、私が来た時は乾季の始まり。ここから草は枯れだして山が茶色に。今がいい景色の見れる最後なのかもしれません。
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