数は少ないですが、PSU にも外国人のプレーヤーがいます。私の知っている限り、大まかに分けて2種類。外国に住んでいて日本のサーバーに接続している場合と、業者。
職業柄、私はカタコトの英語と拙いこと極まりない中国語が使えますので、前者とは数名話をしたことがあり、中にはトルコ系フランス人なんてのもいました。
後者とは会っていると思いますが、まともに交流したことがありません。彼らは雇われて、ゲーム中のアイテムや通貨をできるだけ多くかき集める必要があるのです。集めたアイテムはRMTと呼ばれる現金売買に使用されます。人件費を抑えるため日本語を話す必要はないですし、話している時間があればアイテムをかき集めます。目的のためなりふり構わないこともあるようで、嫌な思いをした日本人の中には外国人はみなマナーが悪いと思い込んでいる人もいるようです。
さて一方、PSUでは複数人による共同プレイが推奨されており、プレイできる内容も一人では難しいものが多いです。とはいえ友人などが常に一緒にプレイできるとも限らず、見知らぬプレーヤーとその場限りの共同プレイを求める場が自然発生します。誰かが同じ場所にいるプレーヤーに条件を提示して応募者を募るという形をとるのですが、提示する条件にはコース・難易度・攻略方法・装備制限・応募方法などを盛り込む必要があります。
PSUの仕様上、これらの情報は全角30文字中に収める必要があり、上記の情報を十分に表現するにはあまりにも不足。自ずと省略記法が用いられます。その例が、画像。- 難易度S
- 何回も繰り返しプレイします
- 3箇所あるバッジというアイテムは坑道エリアにあるもののみ回収します(寄り道しません)
- 攻略中に現れるスゥというキャラクターを同行させます
- チッキョレンジン使用不可
- 応募される方はPP(フォトンチャージャー)前で合図として@と発してください
チッキョレンジンというのはゲーム中に登場するスライサーという武器の威力を高める技の名前。強力な威力の攻撃を遠方から発することができるため、他のプレーヤーが攻撃する前に敵を倒してしまうことも多々あり。チームの目的が敵を早く倒す場合には歓迎される一方、攻撃に参加できなかったプレーヤーは経験値がもらえないため、そちら目的の方には嫌われる一品です。
で昨日出会った台湾からのプレーヤー(非業者)、ご多聞に漏れず難易度と合図だけを読み取り、仲間入り。程なく募集内容で禁止されていたチッキョレンジンを使用するつもりなのが発覚。しかも他の攻撃方法を持ち合わせていない。私としては彼には理由を分かった上で去ってほしかったので、片言の英語で説明開始。そのうち同行していた他の日本人プレーヤーが彼の強制退去を要求しだし、結局理解されないまま強制退去・・・
単に彼ら外国人(除く業者)は分かっていないだけのことも多いと思うんです。こんなことで、日本・海外がお互いの印象を悪くするのはもったいないなと思えて。上記のトルコ系フランス人も、外国人とばれると日本人は逃げていってしまうので黙ってプレイしているのだそうです。
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