昨日 の続き。
結果から先に書くと、玄箱のように3パーティション切ったHDDでも認識するようです。
- 昨日 の2の内容で、新しいHDDを初期化。この時点でhda1 残り容量、hda2: 256MB Swapとなってます。私のHD-120LANはファームウェア1.24になってますので、hda1のファイルシステムはext3。
- HDDをデスクトップPCに接続し、KNOPPIXでhda1の縮小。qtpartedがサイズ変更を許してくれなかったのでコマンドラインから
# e2fsck -f /dev/hda1
# resize2fs /dev/hda1 4G
# fdisk /dev/hda
(後述)
(resyncが完了した確信が無いなら、リブート)
# resize2fs /dev/hda1
# mke2fs -j -m 0 /dev/hda3
- HDDを再びHD-120LANに戻し、動作を確認。
fdiskの操作ですが、
- hda1, hda2を削除
- HDD先頭から4GBより大きいサイズのhda1を作成。パーティションIDは83。
- 続いてhda2を256MB作成。パーティションIDは82。
- 続いてhda3を残り容量全部で作成。パーティションIDは83。
となります。
パーティション削除するの!? と思う方がいるかもしれませんが、fdiskはHDDのどこからどこまでがhda1, hda2ですよという境界線を記録している表を変更しているだけで、これだけでは実際のデータには変更を加えません。
例えで言うなら、ある日あなたの家の敷地の一部が他人のものとして登記されましたとなっても、実際に新たな持ち主が敷地に入ってきたり家を建てたりしなければ、あなたの生活に実質的な違いは無いということなのですが・・・まぁ私も最初凄い抵抗ありましたしね、この操作。
直前のresize2fsでext3ファイルシステムのサイズを4GBにしてますので、hda1は先頭の4GBだけが使用され、残りは領域として確保されているもののext3ファイルシステムには使用されない状態です。つまりなくなっちゃっても問題なし。新たなhda1の境界線は
- 先頭位置が前と同じかつ
- 4GBに縮小したext3ファイルシステムを格納できる容量
であればいいわけです。HDDの構造上ぴったり4GBのパーティションを作るのは困難なので、少し大きめ(5GBとか)にして、もう一度resize2fsをサイズ指定なしに実行することで、パーティション目一杯まで広げています。
3パーティションのHDDで動作してくれたのは、ちょっと助かる。なぜなら玄箱HDDのhda1を細工(ルートからJailディレクトリにファイルを移す)するだけで、そのHDDをそのままHD-120LANに移し替えることができる可能性が高まったから。膨大なデータ量のhda3をコピーしなくていいかもしれない。
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