• 小型
• 長時間連続運用向け
• DUTY比指定・目標温度指定の2モード
• DUTY比・目標温度はボタンで動作中に変更可能
• ファンに回転センサ不要
• 1500rpm程度の偽センサ信号出力
• Watch dog timer使用

• コンデンサは任意です。開発後半まで無くても動作していました。
• DUTY指定モードのみの使用の場合はLM60は不要です。
• ADCの参照電圧にVccを用いているので、+5V以外の電圧をPICに入力すると温度測定が狂います。

• ソースコード
• HEXファイル

GP3入力レベルがHighならば温度指定モード、LowならDUTY指定モードとなります。 起動後も変更が利くはずですが、動作確認してません。

DUTY指定モード

• 起動直後はDUTY 100%で回し、約4秒後に指定されたDUTYに設定します。
• GP4にLowレベルを入力すると、1段階DUTYが減ります。最低は約25%。
• GP5にLowレベルを入力すると、1段階DUTYが増えます。最高は100%。
• DUTYが変更されるとEEPROMに記録され、次回起動時にその値になります。

目標温度指定モード

• 起動直後はDUTY 100%で回し、数10分かけてDUTYを設定します。
• GP4にLowレベルを入力すると、1段階目標温度が下がります。最低は約20度。
• GP5にLowレベルを入力すると、1段階目標温度が上がります。最高は約90度。
• 目標温度が変更されるとEEPROMに記録され、次回起動時にその値になります。

• 目標温度指定モードの場合約2秒に1度の温度測定を32回行い、その平均を目標温度と比較してDUTYの増減を行っています。 DUTYの増減は一段階(DUTY指定モードの一段階とは異なる)しか行わないため、ファンスピードの変動は非常に緩慢です。 起動時もこの方法でDUTYを落としていきますので、定常状態になるまでに時間がかかるわけです。 最初1回の温度測定ごとにDUTYの変更を行ってましたが、DUTYが低い状態と100%とを往復することが頻発したため、このようになってます。
• GP4/GP5はPICのWeak pull-upを使ってますので、開放しておけばHighレベルになります。一応チャタリング処理は行っています。
• PWM周波数は約21kHz、最低DUTYは25%になってます。 山洋109P0412H702ボールベアリングファンはこの条件でも回ってくれるのですが、 スリーブベアリングだと止まってしまうかもしれません。

• 2008/10/26
• 公開